もっと知りたいLGBT!治せる?選べる?昔からいるの?過酷なの?

      2017/08/05

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LGBTについて人より詳しく知ってみよう!

前回「LGBTとは?疑問を徹底解説~自分とは違う『性と愛』の人々完全ガイド!」にて、LGBTという人々のついて詳しくご説明しました。

 

LGBTのことがよくわからないLGBT初心者の方のための、入門として「LGBTを知ろう!」というテーマで展開しました。

 

今回は、LGBTという人たちについて、より詳しく深い知識をつけていくために、いろいろな切り口でLGBTについてご説明していきたいと思います。

 

私たちと何ら変わらない彼らは、どういった問題に直面し、どういった歴史をたどってきたのでしょうか?

 

「LGBTについてもっと知りたい!」あなたの疑問にお答えする、LGBTガイド〈中級編〉です。

 

LGBTは治せるの?LGBTになるのって選べるの?

LGBT、つまり性的少数者は病気ではありません。

 

前回トランスジェンダーの項でお話ししましたが、日本で言ういわゆる「性同一性障害者」も、

 

性同一性障害はICD-10(疾病及び関連保健問題の国際統計分類)やDSM-I(精神障害の診断と統計マニュアル→アメリカ精神医学会によって出版された書物)などにおいては「精神病」として扱われていますが、2003年イギリス政府が示した「性別移行者に関する政府政策」においては「性同一性障害は精神病ではない」と宣言されています。

LGBTとは?疑問を徹底解説~自分とは違う『性と愛』の人々完全ガイド!;トランスセクシュアル)

 

「精神病」というカテゴリーで処理されることに、近年各国、また欧州人権弁務官などの知識人・著名人らが懸念を示しています。

 

しかしながら、トランスジェンダーと縁の深い筆者の意見としては、

 

●精神は病気ではない(=体と逆の性が自分の性だと感じているその精神自体は生まれ持った「一般」の精神であるから)

●しかしその精神に体が合致して生まれてこなかったため、体の方を治療(?)する必要がある。(ガンやその他の病気のように、それを抱えていると死ぬほど苦痛である問題は、取り除くことが可能なら取り除いた方がよいから)

 

という認識でいます。

 

つまり、トランスジェンダーの場合、精神科ではなく、もっと違う分野で「保険適用」の元、適切な治療を受けられるようにすべきだと思うのです。

 

 

こちらの資料によると、西欧諸国ではトランスセクシュアルの「ホルモン治療」「性別適合手術」が保険適用になっているケースが増えてきています。経済発展と国民の意識が進んだ国でその傾向は顕著で、アジアではほとんど保険適用がされていません。

 

日本でも以下のように動きが出てきてはいます。

 

性別適合手術を健康保険の適用対象にするよう、当事者団体などが要望書を提出(記事日付:2017/03/25)

 

日本全体におけるトランスセクシュアルについての意識は、諸先進国に比べてだいぶ遅れてはいるものの、こうして著者のように問題提起を記事にて発信する一般人も出てきているわけですので、少しずつ進んで来ているはずです。

 

話はずれましたが、LGBTは「治せる癖や病気」ではないし、自ら選んでLGBTになったのではなく、生まれたときからそのセクシュアリティを持っていたのです。

 

(ただし、幼少期から自分のセクシュアリティに必ずしも気づけるわけではありません。ハッキリと「自分は●●だ」と認識する時期は人によるようです。)

 

 

LGBTの歴史

LGBTはいつから出現したのか?

 

実は最初からいました。いつから、と言えないくらい最初からです。

 

もちろん文献で残っていない時代のことは名言できませんが、少なくともギリシャ神話にはすでに性的少数者に分類される神様が数人存在しましたし、歴史上の皇帝や王族の中にもLGBTは存在しました。キリスト教などの一部の宗教を除けば、世界中の様々な宗教にはジェンダーレスな神様や、同性愛者の神様が多数存在するのです。

 

また、歴史に名を残すような偉大な芸術家、作曲家、歌手、俳優、起業家など、名前を挙げたらキリがないほど多くのLGBTが大昔から現在まで、様々なシーンで活躍してきました。私たちが現在享受している技術革新や豊かな文化の一部を、LGBTが担ってきたことは無視できるものではありません。

 

時代の移り変わりの中で、LGBTがそれほど問題視されていない時代があったり、むしろ宗教や文化風習の中で同性間の性交が儀式として行われていたり、あるいは儀式に女装や男装が用いられたり、権力者が同性の愛人を囲っていたりとLGBTが普通以上の存在(積極的に目に見える存在)であった時代もあります。かと思えば、ゲイだと知れただけで処刑されたり、トランスジェンダーが悪魔払いの対象として暴行されたりという過酷な時代もありました。

 

現在はどうでしょうか。

 

過酷な国もあり、人権を保障された国もあり、人権保障という意識を超えて、国民が「皆同じ人間」という意識でごく普通の存在とみなしている国だってあります。

 

 

もしあなたがLGBTとして生まれたら、あなたの子どもや孫がLGBTだったら、どんな国に住みたいですか?

 

 

まだまだLGBTについて語るべきことはたくさんありますが、今後はこのように少しずつ分けてご紹介していこうと思います。

 

関連記事:LGBTとは?疑問を徹底解説~自分とは違う『性と愛』の人々完全ガイド!

 

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